安全性

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当工場の衛生管理

当工場の衛生管理
エアシャワーを通り、入室する作業員

当工場ではクリーンルームに準じた環境下で植物の栽培~出荷調整(梱包)までを行っています。
作業員はクリーンウエア、マスク、ゴム手袋を着用し、エアシャワーを通り、粉じんを落としてから栽培室へ入室します。外気は、目の細かいフィルター(へパフィルター)を通して取り入れているため、外からの粉じんも入ってきません。

放射性物質はもちろん、野菜の病害虫、病原性大腸菌等、食中毒リスクも低減できるよう、工場・職員の衛生管理を行っております。
また、栽培時から衛生管理を行っており、食中毒につながる野菜の汚染は低いと考えますので、弊社では資源と排水削減のため、野菜の洗浄工程を行っておりません。

当工場の衛生管理
作業時はクリーンウエア、手袋を着用します。
当工場の衛生管理
自社に菌数検査機を備え、製品の検査を行っています。

当工場の放射性物質対策について

福島第一原子力発電所の事故による放射性物質が農産物に付着、あるいは取り込まれる経路として考えられるのは以下の3点です。

土壌
放射能が付着した土壌

当工場では、室内で水耕栽培を行っているため、土壌からの放射性物質の移行・付着はありません。

外気中の埃
飛散した放射能を含む外気

外気取入れにはクリーンルームと同様のフィルターを使用し、室内に埃を持ち込まないようにしているため、粉じんなどに付着している放射性物質も取り込まれません。

汚染水
放射能飛散地域の河川、
地下水及び原子力発電所からの汚染水

当工場は標高400m地点にあり、標高50m以下の福島第一原発事故による汚染水は地下水に混入いたしません。また、使用している水は地下50mからくみ上げています。原子力発電所水素爆発によって飛散した放射性セシウムは微粒子であり土壌に吸着されやすいので、地下水まで到達することはほぼありません。水質検査を行い放射能汚染されていないことも確認しています。

栽培に用いている水について

栽培に用いている水について

川内村は上水がなく、各家庭とも地下水を利用しています。植物工場でも地下50mから地下水を利用しています。福島第一原子力発電所の事故以降、家庭の飲用水の放射能検査も行っていますが、全期間でND(不検出)となっています。(参考:福島県ホームページより)

農薬の使用について

農薬の使用について

クリーンルームに準じた環境下で栽培しているので、基本的に栽培期間中農薬の使用はしません。
ただし、種子から病気が持ち込まれる場合があるので、種子の消毒は農薬使用基準の範囲内で行うことがございます。

放射性物質対策に関するQ&A

原発事故の影響による野菜の安全性について、疑問の多い項目をQ&A方式で解説いたします。

Q1. 室内に、放射能は入ってきませんか?

A1. 福島第一原子力発電所事故(以降、原発事故)由来の放射性物質の侵入については、外気から粉じんに吸着されて入ってくるリスクが最も高いと考えられますので、弊社ではへパフィルターを通じ、粉じんを除去し外気を取り込むことで、野菜への放射性物質移行をコントロールしております。

Q2. 水は放射能汚染されていませんか?

A2. 弊社は地下50mからくみ上げた水を用いて栽培しておりますが、原発事故由来の放射性物質は土壌に吸着されやすい性質を持つので、地下水まで到達する可能性は限りなく低いと考えられます。弊社で簡便に行った水質調査でも放射能は検出されておらず、公機関で行われている川内村内の井戸水の検査結果でも、どの井戸からも放射能は検出されていません。(測定結果参考:福島県ホームページ

Q3. 福島第一原子力発電所からの汚染水漏れが報じられますが大丈夫ですか?

A3. 発電所は標高50mほどの場所にありますが、弊社工場は標高400mほどの場所にありますので、物理的に発電所からの汚染水は混入しないと考えております。

Q4. 野菜の放射能測定はしていますか?

A4. 現在、外部機関で定期検査を行っております。稼働後1年後(~平成26年)までは自社設備でも日々検査を行っていましたが、期間内に放射能の検出は無く、安全が確認されましたので、検査結果の精度とコスト低減の観点から、現在は外部委託にて月1回程度、検査としております。

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